液タブを購入!!! Cintiq 21UX レビュー
みなさん。台風が近づいてきておりますが、いかがお過ごしでしょうか。僕は今日から三連休なので悠々自適に生活しております(*^^)v
少し肌寒くなってきたので布団を厚いものに変えたりと、何かと忙しい季節です。
さて、本日は久しぶりの記事だが、「液タブ」について書いていこうと思う。液タブと聞いて、漫画家さんだったり、絵描きさんだったりは「あぁ!あれだ!!」と思いつくだろうが、普通の人なら「?マーク」が頭の上に並ぶと思う。液タブとは、略さずに言うと、液晶タブレットというものだ。普通のタブレットだとiPadなどがあるが、液晶タブレットはそれとは少し違う。何が違うのかというと、普通のタブレットはそれ本体で動作するのに対し、液タブはPC本体と接続しなければ動作しない。つまり、液タブはPCに接続してつかうタブレットなのだ。(最近のモデルでは、それ本体でも動作する液タブが発売されています。)
言葉では説明し辛いのだが、液タブの特徴は画面に直接かけることだ。漫画家や絵師などは近年のデジタル化によってPCで絵を描く機会が多くなってきているが、マウスで絵を描くのは至難の業だ。(体験された方も多いかと。)そこで発明されたのが「ペンタブレット」略してペンタブだ。ペンタブは専用のペンで本体をタッチすることによって、PC上で絵を描くことが出来る。しかし、ペンタブは画面と入力箇所がずれる(下図を参照)なので、慣れるのに時間がかかる。(慣れても思い通りに絵を描くことは難しく、結局練習しても慣れない人もいる)
そこで、画面に直接書くことが出来るように考え出されたのが「液タブ」だ。これは液晶モニターの上にペンを感知する機構を取り付け、専用のペンで直接PCで絵を描くことが出来るようになっている。(下
図を参照)
このように、液タブを使用することによって、実質画面が一台増えるのだ。そして、液タブは画面に直接書くことが出来るので、紙に書く時と同じ感覚でPCで絵を描くことが出来る優れものだ。
↑ちなみに説明に使っている画像は実際に自分で液タブを使用して描いたものだ。
↑もちろん普通のモニターとしても使用が可能だ。
僕の使用しているCintiq 21UXには標準でスタンドが付属しており、様々な角度に調節して使用することが可能だ。
このように角度の調節が容易なので、普通にモニターとして使用するときは立てて、絵をかくときには倒して、、、ということもできる。また、裏にはVESAマウントがあるため、モニターアームに取り付けて使用することも可能だ。
しかし、この液タブには問題点もある。一つ目は、画面サイズが大きすぎることで机のスペースをとってしまうことだ。以前平机を使用していた時は、キーボードやマウスを置くスペースまで占領されてしまって大変だった。今はL字型の机を使うことによって問題は解決された。(下図)ほかにも、これよりも小さいサイズの液タブ(Cintiq 13HDやCintiq Pro 16など)を使用する場合はL字型の机でなくてもある程度は使用が可能のようだ。しかし、大型の液タブを使用する場合は、今の環境に導入して問題がないかどうか確認する必要があるだろう。
もう一つの問題は、「熱くなる」ということだ。液タブ自体が発熱するのだ。これからの季節寒くなっていくので逆に暖房代わりになっていいだろうが、夏の季節にはたまったものじゃあない。これについては解決策がないので、小型の扇風機で冷却するのと使わないときはこまめに電源を切る、ということを徹底するのみだ。しかし、このCintiq 21UXより後に発売されたモデルはそれほど熱くならないそうなので、しっかりいろいろなモデルを選んでから決めてほしい。
ここまで長々と書いたが、一つ疑問が残ると思う。それは「なぜお前は液タブを買ったのか?」ということに尽きると思う。
憧れですよ。
液タブってかっこいいから、それを買ったら神絵師になれるかもって思ってたんですよ(※なれません)
( ͡° ͜ʖ ͡°)ムダヅカイダー
それでは今回はこのあたりでノシ