コクヨ ライブオフィスに招待されました!!!
僕は、勝手に自分のことを「デスク環境コンサルタント」と呼んでいる。初対面の人にあったら、必ずこう自己紹介するが、たいていは「はぁ?」という顔をされる。
しかし、先日お会いした方は「デスク環境こ・・・」まで言ったとたん、「うお!?」っという顔をされ、僕が「現在はイトーキの椅子を使っており」と言った瞬間、「君、よく知っているねぇ~」となんども頷かれた。
そう。これが、事務用品を扱うある会社の会長であるA氏との出会いである。僕はひょんなことからA氏と深く打ち解けあい、デスク環境の話でとても盛り上がった。その日は人生で最も充実した日のうちの一つであることは疑いようがなかった。
それからしばらくして、僕にある連絡が入る。
それはA氏からのものであり、なんと事務用品の販売を手掛ける「コクヨ」の「オフィス環境にまつわる講演」に参加しないかということでした。僕は当然全力で参加することを決意し、その日の晩のうちに着ていく服と持ち物を準備した。(講演会は3週間後)
そして、待ちに待った講演会、僕は朝5時前に起床し、高速バスを乗り継いで会場まで向かった。高速バスの停留所のすぐ目の前が会場だったので、迷うことなく目的地まで行くことが出来た。
建物の中に入ると、すぐにたくさんの背広を着た男の人たちに案内され受付を済ました。僕は、「自分のようなものがこのようなところに来てよかったのだろうか」と不安になってきた。
席に座るのを待ち受けていたかのように、コクヨの社員の方が「○○様でしょうか。ワタクシ、コクヨの○○というものでございます。この度は遠方よりお越しくださり誠にありがとうございます。この上の階にございます、オフィスのほう、素晴らしいものとなっておりますので、ぜひご見学ください」と丁寧にあいさつをされ、驚いてしまった。なんと、A氏のはからいにより、コクヨのオフィスを見学させてもらえることになっていたのだ!!!
私はうれしさのあまり、全力で「ありがとうございます。今日はよろしくお願いします!」とあいさつしてしまい、やる気満々の新入社員青葉くんのようになってしまった。
講演はコクヨの社員である「オフィス改善委員会」の方が行い、とても聞きごたえのあるものだった。僕は思わずiPadに講演の内容を長々とメモを取ったほどだ。
講演が終わり、ふと周りを見回すと多くの人がきちんとしたスーツを着た会社の重役のような方ばかりで、一人だけ年の若い僕が恥ずかしくなったが、A氏のおかげでここにいることが出来るのだと考えると、胸を張ることが出来る気がした。
後編「ライブオフィスすげぇぇぇぇ!!!」に続く